天然の藍は世界中で数百年にも渡って染料として使用されてきました。
藍は様々な植物から柚出されますが、日本では「蓼タデ」から取られていて
深い色を出す事で有名です。
蓼を発酵させると「すくも」と呼ばれる染料になって、このすくもに「ふすま」
(麦の外側を米糠のようにしたパウダー)、石灰石と灰の灰汁を加えて
7日~10日かけて自然に発酵を待つ。
布や糸は、漬けては乾かすという作業を少なくとも15回は繰り返し、シルクですと
この倍は繰り返します。天日干しをする事によってさらに藍の美しい色が
出てきます。
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