柿渋染めの用途 |
1.染色用型紙 |
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染色用型紙は柿渋を和紙に何回も何回も塗り重ねたものを彫刻刀で掘って作る。
染色の工程では型紙はのりが付いたり、水洗いしたりかなり使いますが
防水効果が優れているので問題ありません。
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2.清澄剤 |
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日本酒の製造工程で柿渋を塗った袋が使用されていた。酒が機械で作られるように
なった現在でも柿渋は、タンパク質を固める効果を利用した清澄材として使われている。
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3.一閑張り |
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柿渋を和紙に塗布しその上に和紙を貼りと繰り返していくと一閑張り(いっかんばり)が
できます。これは、和紙のお皿の民芸品になります。 |
4.建具 |
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古来より柿渋は建具など木材に塗布して使われました。防虫・防腐効果が優れているので
現在も使用する業者が増えてきました。
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5.健康 |
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柿渋は昔から脳卒中の民間療法として飲まれてきました。血圧降下や二日酔い
火傷やしもやけ打ち身に至るまで様々なものに効果があるそうです。 |
6.染色 |
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そしてもちろん衣服などの染料としても使用しています。染めるほどに色が強くなり
魅力も増します。 |