草木染にはたくさんの種類があります |
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楊梅(やまもも) |
本州南部以南の照葉樹林に生える常緑の高木。雌雄異株。
古くから樹皮を染料に利用として利用してきました。 |
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梔子(くちなし) |
茜科の常緑低木で、染料としては黄赤色のみを乾燥して
使用します。主色素のキサントフィル類というのは
にんじんやカボチャの色素のカロチン類と同じカロチノイド類の
一つで、天然染料の中には他に見当たらない。
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槐(えんじゅ) |
豆科の落葉樹で、染色には夏につける淡黄白色のつぼみ
を使用します。
染めてもきれいな緑色で、槐自体もとても美しい。 |
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石榴(ざくろ) |
ザクロ科の落葉樹。染色には、樹皮・根皮・果皮・花弁・葉柄
どれでも使用する事ができます。
見た目も可愛い、食べても美味しい、そして染料にもなってしまう
優れものです。 |
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茜草(あかね) |
アジアの暖帯に広く分布し、日本では本州以南の
山地や野原に自生する蔓性の多年草。
茜染めの染料ともなる成分プルプリンは出血等にも効能があり
生薬名で茜草として利用されているという。 |
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五倍子
(ごばいし) |
ヌルデなどの木の葉にヌルデノミミフシアブラムシの刺激によってできた虫コブを乾燥したものを使用する。
古くから黒染用として用いられている伝統的な天然染料です。
江戸時代のお歯黒も五倍子を使用していました。
また、止血、解毒作用もあるといわれています。
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インド藍 |
原産はインドシナ半島南部。畑に栽培する一年草で
9月頃紅色の小花をつける。白色も有ります。
インド藍は日本のタデ藍とは別種の、マメ科植物です
インド藍の方が色が出やすいといわれています。
日本でもインド藍を使用しているところも多い。
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マリーゴールド
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マリーゴールドの花びら、和名を万寿菊と呼ぶ。
メキシコ原産の一年草。鑑賞の為世界中で栽培され
園芸品種が多いのも特徴。
鮮やかな花からは、茶色から黄色の染料を取る事ができます。
ハーブティーとしても古くから親しまれています。 |
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阿仙薬
(あせんやく) |
マングローブを形成する樹木のひとつで、染料としては
幹材の煮液を固めたエキスをいう。
また整腸薬口腔清涼剤として用いる。身近な例では正露丸に
配合されています。 |
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丁子
(クローブ) |
原産地はインドネシア。日本では自生していない。つぼみが
紅色になった頃、採集して乾燥したもので、古来から香料として
よく知られている。
江戸時代には絵画にも丁子の染料が用いられました。
またお菓子などにも実を利用します。 |
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柿渋 |
渋柿の実から採取した液。木、麻、紙などに塗って防水・防腐用とする。
大変古くから使用されてきた染料のひとつです。
深い色合いでとても人気があります。
そして太陽の光があたって発色し、その色合いを深めることから
「太陽染め」とも言われています。
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ミロバラン |
インド北部からビルマの森林に自生する、和名をカラカシと呼ぶ
シクンシ科の喬木の実です。
花も染料になって、果皮よりも黄味が強く、インド更紗の
黄色系にはこれが多く使われてる。
また漢方医薬として健胃剤、収歛剤、下痢腹痛薬を
代表するものでありました。
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桑 |
桑の樹皮は、黄色染料や和紙の原料に古くから使用されてきた。
また葉はお茶にすると糖尿に良いとされています。
実も甘くて美味しいです。
ですので、桑の木は全てが揃っているので、庭に植えると
良いと言われてきました。
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