紅花染めが出来上がるまでの工程 |
1.紅花を摘み取る |
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まずは紅花を摘み取ってきます。この時の紅花は黄色なのですが日に干しすと
だんだん赤色になってきます。 |
2.水につける |
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花びらを水につけ、一晩おきます。 それを混ぜると黄色の色素が水に溶け出します。 紅花染ではこの黄色の色素は捨ててしまいます。 |
3.ざるにあげる |
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花びらをざるにあげ、上から手で押して水を切る。 これを何度か繰り返し、黄色の色素が出なくなり水が透明になるまで絞り、最後に固く絞りきり、完全に黄色の色素を無くす。 |
4.灰汁を作る |
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稲藁(いなわら)を黒焼きにしたもので灰汁(あく)を作る。藁を焼いたものを樽に押し詰め、二日ほど前からたぎらせた 湯を入れておく。 |
5.灰汁と紅花を
合わせる |
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絞りきった紅花に、灰汁をたっぷりとかけます。そして3回程」絞っての繰り返し。
そうすると紅花の染料が出来上がる。(この時点ではまだ鮮やかな紅色ではない)
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6.米酢を足す |
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この紅花染料に、少しづつ米酢を足すと鮮やかな紅色になります。 |
7.作品を染める |
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そしてこの液に、何度も繰り返しつける事で鮮やかな紅色に染っていくのです。 |